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【じねん】
自然とかいて、じねんと読む。
この言葉に惹かれた。
おのずからしからしむ。
自ずから然らしむ。
自然。
あるがまま、を意味する。
じねんとは
あるがままのことであったのか。
なるほど、だから惹かれたのか。
そんな気付きをやどしたまましばらくがたち、数年前に自然農をはじめた。
無肥料
無農薬
無除草剤
不耕起
で植物をそだてる。
だからこそ、植物が自然の力をもっとも享受しうる、天体のタイミングで作業をする。
その空をみて
その土をみて
その草をみて
その地形をみて
その風をみて。
みるほどに圧倒された。
世界の全てを根こそぎ動かしていくこんなパワーを、いともかんたんに見せつける、この自然というものはなんなんだ。
そして、最初は作物をそだてるためとおもっていたが、
実際にやっていくと、自然に添うというのは、べらぼうに気持ちよかった。
なんとなく例えるなら、波の上に脱力してたゆたっている心地と似ているかもしれない。
やすらいで、しずかで、幸せな瞑想。
角張った心地がまあるくなり、うすらいでいき、ついには消えていく。自然と我の差を見いだせなくなる。
自然の一部であるどころか、自然そのものであったのかと、故郷にかえったような安堵に溶け去る。
じねん、という言葉のもつ意味が、体験と体感により、自然にふかめられていく。
作物を上手につくることはまたまだできないし、べらぼうに勉強不足ではあるけれどw
この心地と溶け合うことが一番の喜びであり、そのことが、これからもおのずから深みの旅へとつれていってくれるだろう。
今日も自然とともに。
そして、できますれば、今年は作物もたくさんできますようにw
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